おはようございます♪ 大きな新鮮村です。
本日、3月18日のおすすめ商品のご紹介です。
野菜ソムリエ 山田佐知子 の “春の味覚” を おしゃべり
【 芽キャベツ 】 をご紹介いたします。
一株に沢山の芽がつくので、
「子持ちかんらん」又は「姫かんらん」とも呼ばれています。
葉のつけ根の下部に、結球した3㎝程の「わき芽」が
50コ~60コ程 生育します。
なんといっても ビタミン類が豊富です。
一般的なキャベツの4倍のビタミンC!!
※キャベツ特有の栄養素・・・ビタミンU
胃や十二指腸潰瘍の治療・予防薬に用いられます。
・ビタミンB1・B2・B6・ビタミンKも含まれています。
・葉酸・・・妊婦の胎児の成長には欠かせない栄養素です。
・ルテイン・・・抗酸化作用があります。
こんな小さい芽キャベツの中に、沢山の栄養が詰まってますよ。
収穫は3月頃までなので、そろそろ“旬の名残り”を迎えますが、
まさに早春の味覚ですね。
大きな新鮮村では、地元大村産の芽キャベツが
“春の味覚”売り場に並んでいます。
“春の味覚”をいただきたいので“シンプルに調理”して食卓に春を添えましょう。
葉の巻きがしっかりとして固いので、生のままだと苦味があり、
下茹でが必要です。
(下茹で)・・・水洗いして外皮を1~2枚取り、
根元の部分に十文字に切り込みを入れた後、
熱湯に塩を少し入れ、3分程茹でましょう。
(茹でた後は、水にさらさなくても、しっかりと水分を取ってください。)
・茹でた後の、緑の色がより濃く、根元の白い部分は、より白くなり
半分にカットすると、切り口が幾層にも巻いた小葉が、なんとも愛らしい・・・
“目”で春を感じてみては?
・サラダ・・・半分にカットしたり、葉を1枚ずつはずしても目先が変わっていいですね。
・パスタ・・・下茹でして他の春野菜と一緒に。
・シチュー・・・下茹でせず生のまま、他の野菜と一緒に丸ごと煮込みましょう。
芽キャベツが畑で育ってるのを見たことありますか?
収穫前の芽キャベツは、1本の茎に縦にピンポン玉サイズで、
隙間なく らせん状に育っています。
身近な野菜ではないだけに、ちょっと感激デス。
芽キャベツは、キャベツの中で、最も小さいですが、
最も大きい「札幌大球」普通のキャベツの10倍!
重さが10キロ以上、大きいのは、20キロ程もある巨大キャベツですが、
栽培がとても難しいと言われています。
収穫のタイミングをはずすと、キャベツの中心部分へ向かって割れてしまいます。
大きいゆえ流通が難しく、北海道から出ることはなく、栽培する人も少なくなり、
収穫時は、ギザギザの包丁でカットするそうです。
北海道の代表的な漬物、ニシン漬けには「札幌大球」は欠かせないということです。