おはようございます♪ 大きな新鮮村です。
本日、5月4日のおすすめ商品のご紹介です。
野菜ソムリエ 山田佐知子 の “旬”の野菜 を おしゃべり
【 アスパラガス 】 をご紹介いたします。
“美”に嬉しい栄養素がギュッと1本に詰まっています。
アスパラガスと言ったら「アスパラギン酸」が豊富なところから
この名がついたと言われています。
≪アスパラギン酸≫
○体の有害物質を排泄し、新陳代謝を高めてくれるので
肌細胞の入れ替わりがスムーズに行われ、美肌の美しさが期待できます。
○疲労回復効果も大!
≪ルチン≫
○アスパラガスの穂先に多く含まれています。
毛細血管を丈夫にし、高血圧予防、抗酸化作用があります。
≪葉酸・鉄分・ビタミンC≫
三つの成分の相互作用でビューティ効果がUP!
年に2回の旬があり、野菜では珍しい多年生です。
種蒔きから収穫できるまで3年かかり、
同じ株から10年~15年は収穫できるという、とても不思議な野菜です。
(春採り)
新緑を迎える今の季節、冬の間に根に蓄えられた養分がゆっくり育つので、
濃い緑色で、甘み・香りもいい。
「王様アスパラ」・・・長崎県のブランド名で出荷。
1本55g以上の、より甘く、ジューシーな極太アスパラは春限定。
(夏~秋採り)
ハウス内で木のように生い茂った間に伸びた若茎は、根元まで軟らかい。
横に置くと、木!?になろうとするので、穂先が起き上がりますよね。
生命力の強い野菜なんですね。
横にすると、スジっぽくなり、栄養素も失われます。
保存の時は、必ず穂先を上にして、立てて冷蔵庫へ。
野菜売り場では、水が入った白いボックスの中で水に浸して立てて販売されていますね。
アスパラガスは、70%が水分。乾燥すると、水分が抜け新鮮さが失われます。
穂先が、しっかりつまって、まっすぐに伸びているものを選びましょう。
(茹でる時のポイント)
◎アスパラギン酸は、熱に弱いので、栄養を逃がさないよう加熱しすぎないことです。
・春アスパラは、根本だけ皮をむき、三角形のハカマを切り落としましょう。
・湯の中に塩ひとつまみ入れ、最初は立てて10秒、横にして40秒。
茹でた後は、水にさらさないで、ザルに取ります。
・茹でたら、カラシ醤油で食べるのも、春アスパラならではの美味しい食べ方ですね。
・素焼き・・・丸ごと1本のまま、焼き上がったら マヨネーズで。
・ペペロンチーノ・・・茎をピーラーで縦に長く切り、パスタ風に炒めてニンニクと赤唐辛子で。
グリーンアスパラガス以外に、
ホワイトアスパラガス・・・生は皮がかたいので、穂先を残して厚めに皮をむく。
紫アスパラガス・・・アントシアニンを含んで、茹でると緑色に変わる。
軟らかくて甘みもあり、スジが残りにくいので、見つけたら、ぜひ生食で召し上がって。
・アスパラガスは高値だな!と思ってしまいますが、
種を蒔いて収穫まで3年もかかり、毎年株の様子を見ながら、
手塩にかけて栽培を続けていくゆえ、少々高いのも納得ですね。
・こんなにパワーがあるアスパラガスは、トップアスリートの食事には、
かかせない野菜ということです・・・うなずけますよね。
・和名は「オランダキジカクシ」
最初は葉を楽しむ観賞用として、オランダ人より長崎へ伝えられ、
初秋の頃になると、キジが隠れるくらいにアスパラガスが生い茂るので、
呼び名がついたそうです・・・愉快な名前ですね。
≪JAせいひ長浦≫ アスパラガス作り 9年目の方の春アスパラ畑 収穫体験。
・35度のハウスの中、地面からニョキニョキと天井に向かって伸びてるグリーンアスパラガス。
測り棒をあてて、26センチ以上を収穫。
もぎたてのグリーンアスパラガスを根本からひと口かじり・・・水滴が落ちるほどのみずみずしさ。
・次は真っ暗なハウスの中、ス~と伸びてるのはホワイトアスパラガス。
・・・幻想的な光景でした。
お邪魔した軟白栽培は、黒い遮光フィルムで日光を遮り、
真っ暗い中をヘッドライトをつけながらの収穫。
・・・驚きでした。