こんにちは(^^)/大きな新鮮村です。
本日は、『香酸柑橘』をご紹介します。
今、この寒い季節には香酸柑橘を上手に使いましょう。
ビタミンCが豊富なのは言うまでもありませんが、
感染予防・免疫力アップ・風邪予防が期待できます。
酸っぱい!と感じる「クエン酸」が多く含まれているので、
腐敗菌の繁殖を抑える働きがあり、疲労回復にも効果大。
だいだい(橙)・・・上品な酸味で、皮は厚いけど柔らかいので削いで薬味に。
・白い薄皮の部分は苦みがあるので、黄色い皮を薄く削ぎ使いましょう。
・酸味を活かしてポン酢に利用されることが多いですね。
ゆず(柚子)・・・酸味の中に苦みもあり、香りが穏やかなのでお吸い物の香りづけに人気です。
・「温かい蕎麦」で風味を出したい時は、黄色い皮を削ぎ切りにして添えると
ゆっくりと柚子の香りが楽しめますね。
・白い薄皮は苦みがあるので避けましょう。
・市販の卵豆腐に果汁をかけると美味しさが増しますよ。
〇大きな新鮮村では、加工品の調味料として
「隠れ里のゆずすぱ」・「ゆず皮使用のゆずすこ」・「ゆずこしょう」等販売しています。
かぼす(香母酢)・・・まろやかな酸味があり、鍋物、お吸い物に。大分の特産品です。
・魚料理と相性がいいので、高級フグ料理に使用されていますね。
・熟すと黄色くなり、緑色の頃が香りが強く出ます。
・香母酢の皮は、七味唐辛子の材料に使われていますよ。
すだち(酢橘)・・・すっきりとした酸味で、小ぶりなので料理に使いやすいですね。
・緑色した皮がやわらかくて、食べやすく皮ごとスライスして料理のアクセントに。
。酢橘の皮を細かく刻んで、味噌と和えると「なめ味噌」に利用できます。
・果汁は「焼きまつたけ」料理の定番となっていますが、焼き魚にも合いますね。
・徳島の特産品で9割以上栽培されているようです。
ライム・・・レモンより小ぶりで、さわやかな香りと酸味はレモンより強く感じます。
・薄い輪切りにして料理に添えたり、果汁をサラダドレッシングに。
・熟すと黄色くなり、緑色の未熟な時に収穫されます。
・メキシコ産が殆どのようです。
シークァーサー・・・沖縄特産で有名な小粒で強い酸味がありますね。
調味料だけでなく、ジュースとしての使用が多いです。
じゃばら・・・「邪気をはらう」という意味だそうです。
・柚子に似ていますが、柚子よりも果汁が多くパンチのある酸っぱさ。
・ジュース等の加工品として使用されているようです。
・花粉症の方にじゃばらジュース・・・皮に含まれる「ナリルチン」という成分が効果があるようです。
(・和歌山県北山村のみで栽培されて、じゃばらジュースが広まり、
じゃばらの木1本から1,000本へと増えたそうです。)
(使用前に)
・皮ごと搾って利用することが多い香酸柑橘です。
皮の汚れが気になるときは、熱湯に30秒程浸けると表面の汚れが浮き出てくるので簡単に落とせます。
その後、すぐ冷水に浸しましょう。
(保存)
・ラップに包んで冷蔵庫の野菜室に。
1回で使いきれない時が多いですね。
皮の黄色い部分を薄く剥いで冷凍も可能です。