おはようございます♪ 大きな新鮮村です。
本日、5月6日のおすすめ商品のご紹介です。
野菜ソムリエ 山田佐知子 の “初夏の味覚” を おしゃべり
【 そら豆 】 をご紹介いたします。
サヤの先っぽを上にして、空に向かって実るので「空豆」
蚕が作るマユの形に似ているところから「蚕豆」とも。
レシチン・・・血栓を溶かす効果があり、ビタミンB2と一緒に働いて
血中コレステロールの酸化を防ぎます。
蛋白質・糖質・ビタミンB1・B2・ビタミンC、
カリウム・鉄などのミネラル類も多く含まれています。
「おいしいのは 3日だけ」と言われるほど鮮度第一。
収穫して3日を過ぎると、一気に味が落ちていくので買ったら、その日のうちに食べたいですね。
“旬の走りの今”と“名残りの6月”で、その時期の美味しさを引き出して、調理法を変えてみては?
“走りの今”・・・軟らかいので、茹でて塩を振るだけで美味しい。
(茹でる時)
・サヤは茹でる直前にむき、たっぷりの湯で沸騰させないよう、ゆっくり3分程。
~塩ゆですると、おたふく顔のお豆さんが堅くなりますよ!~
・酒をほんのチョット入れると青臭さがやわらぎます。
・茹でたら、ザルにとり冷まします。
(サヤつきのまま魚グリルで焼く)
・サヤにつまようじで数か所さしておくと、途中パーン!と皮がはじける音を防いでくれますよ。
・サヤにこげ目がついたら、火が通った証。
・サヤから取り出したら、ぜひ薄皮ごと食べましょう。・・・食物繊維たっぷり。
“名残りが近づいたら”・・・皮が厚く水分も減るので、濃厚でほっくりとして美味しい。
(ポタージュスープ)
・サヤから取り出し、茹でたらすぐ薄皮をむいて、ミキサーにかけ、塩・コショウで
温かいスープに。冷たいスープにも。
・調味料の豆板醤は、中国四川地方の名産のソラマメから作られたものだそうです。
春~夏への “豆カレンダー”
3月末頃から時期を少しずつ、ずらしながら バトンリレーのように“豆カレンダー”がありますよ。
3月末~5月・・・グリンピース
4月~5月・・・スナップえんどう
4月~6月初旬・・・きぬさや
4月中旬~6月・・・そら豆
5月~6月・・・しかく豆
5月~8月・・・モロッコいんげん
6月~9月・・・さやいんげん
7月~9月・・・枝豆
・グリンピース・そら豆・枝豆などのサヤから出して食べる豆は、
沸騰させないようにゆっくり茹でましょう。
・スナップえんどう・きぬさや・しかく豆・いんげんなどサヤごと食べる豆は、
沸騰したお湯の中に入れ、サッと茹でましょう。
・季節が暑いところ程、豆のサヤが長くなり「ササゲ」は、1メートルも伸びるそうです。
・大粒のそら豆を甘く煮たものが、阿多福豆(おたふくまめ)・・・おなじみですね。